器質的異常が乏しい痛覚変調性疼痛(nociplastic pain)は「異常なし=様子見」になりがち。不安と回避で痛みが固定化(中枢性感作)し、鎮痛薬やブロックでは脳の痛み学習に届きにくい。
慢性疼痛がペイン・整形・心療内科に分散し、痛みの神経科学教育やCBTを構造化して在宅で届ける仕組みがほぼ無い。心理職リソースも不足、診療報酬上の集団CBTは限定的で、アプリ化されたPRT/PNEはゼロに近い。勝ち筋は、医師が赤旗を除外した患者だけに評価済み教材+身体感覚トラッキング+段階的活動を日本語で届けること。
当事者性は薄めだが「痛みの神経科学」は教育コンテンツと相性が良く、Hiroの教科書づくり(みんこくの解説資産)と地続き。医学的レビューを通したPNE教材+自己評価(痛み日記・破局化スコア)から小さく始められる。既存 #2(デジタル運動器ケア=運動主体)とは機序が別で、本案は“脳・心理”の再学習に振った設計。