MOCKUP · 医療ビジネスアイデア #82 · 外観イメージ(ダミーデータ)
#82

過活動膀胱は40歳以上の「8人に1人」——行動療法を在宅で続けさせ、薬の前に尿失禁を減らす

9:41📶 🔋100%
コアフロウ
こんにちはミドリ さん(58)
今週の尿もれ3回/週先週6→改善
夜間排尿1回/晩目標内
今週の症状スコア(自己評価)
OABSS(過活動膀胱症状スコア)
過去1週間の昼間頻尿・夜間頻尿・尿意切迫感・切迫性尿失禁の合計
7点 / 15
中等症(切迫性が主体)
軽症 0–5中等症 6–11重症 12–15
前週(9点)から改善。膀胱訓練と骨盤底筋トレが効いています。この調子で4週続け、改善が乏しければ泌尿器科で薬剤(β3作動薬など)も相談しましょう。
今週の行動プラン(第一選択=行動療法)
1
⏱️
尿意を少し
がまんする
(膀胱訓練)
2
💪
骨盤底筋トレ
1日3セット
3
カフェイン・夕方
の水分を調整
今日の骨盤底筋トレ(ガイド付き)
💪 ガイド付きトレーニング
締める 5秒 締める5秒 → ゆるめる5秒 今のセット 7 / 10 回 本日のセット 3 / 3 完了
締める5秒→ゆるめる5秒を10回。正しいリズムで続けられているかを記録します。
排尿日誌(今日)
7:00🚻起床後の排尿排尿
10:30⏱️尿意→5分がまん成功がまん成功
13:10🚻排尿(量ふつう)排尿
15:40💧急な尿意・少しもれた尿もれ
22:30🚻就寝前の排尿排尿
2:10🌙夜間排尿 1回排尿
記録は自動でOABSS・尿もれ回数に集計され、受診時に医師へ共有できます。
尿もれ回数の推移
週ごとの尿もれ回数
8
6
4
3
4週前3週前先週今週
受診のご案内
🏥
提携 みなと泌尿器科・ウィメンズヘルス
最短 6/9(月) ・ OABSSと排尿日誌を連携済み
受診予約
泌尿器科・骨盤底外来に相談する →
↑ 仮ブランド「コアフロウ」。排尿日誌とOABSSで重症度を見える化し、膀胱訓練と
骨盤底筋トレを毎日ガイド。改善しなければ泌尿器科へ繋ぐ在宅の行動療法アプリ。
尿失禁・過活動膀胱の第一選択は行動療法(膀胱訓練・骨盤底筋トレ)。だが外来は時間も人手も足りず、すぐ薬に流れて続かない。在宅で行動療法を続けさせ、薬の前に尿失禁を減らす——完成したらこう見える、の外観イメージ。
🌍 海外の成功事例
  • Axena Health(米)の「Leva Pelvic Health System」。膣内デバイス+モーションセンサーで骨盤底の動きをリアルタイム可視化し、1日5分の訓練を誘導する。FDAクリア2019(腹圧性・混合性・軽中等度の切迫性尿失禁/OAB)、実臨床研究で74%が症状改善・症状スコアUDI-6が平均11.3改善。2025年にMayo Clinicと過活動膀胱の教育で提携、米退役軍人向けにも提供開始。
🎯 解決している課題

尿失禁・過活動膀胱は有病率が極めて高く、QOL低下・転倒・うつ・閉じこもりに直結するのに、恥ずかしさで受診が遅れ放置されがち。ガイドラインは薬より先に行動療法を第一選択に置くが、外来では時間も人手も足りず、結局すぐ薬に流れ、口渇・便秘・中断で長続きしない。「正しい骨盤底筋トレを続けさせる」仕組みの不在が本丸。

🇯🇵 日本の空白

40歳以上の過活動膀胱有症状率は約12.4%(=8人に1人)、加齢で増える。過活動膀胱診療ガイドライン第3版(2023年11月)も行動療法を第一選択に据えるが、学会自身が「時間的・人員的制約で行動療法が普及していない」と明言=制度・エビデンスはあるのに提供体制が空白。勝ち筋は、排尿日誌とOABSSで重症度を可視化→膀胱訓練と骨盤底筋トレを在宅で毎日ガイド→改善しなければオンライン泌尿器科で薬剤へ、という段階設計。(#27は"産後の骨盤底リハ"=出産起点。こちらは加齢・閉経起点で切迫性OAB中心と対象・機序が異なる。)

⚖️ 実現性と障壁(率直に)
  • 追い風:巨大で確実な対象、ガイドラインの後押し、可視化しやすい指標(排尿日誌・夜間排尿・漏れ回数)。
  • 障壁:①日誌もトレも"続かない"のが本質課題=行動設計が肝 ②骨盤底筋の収縮は自己流だと間違えやすく、バイオフィードバック無しの純アプリは効果が落ちる(Levaがデバイスを付けた理由)→物理デバイスは薬機法の医療機器該当 ③抗コリン薬・β3作動薬の処方は医師(医師法)保険償還はアプリ単体に乏しい ⑤"治療"を謳うとSaMD薬事が必要、まずは記録・教育の非医療機器から。
💡 Hiro向け

最初は非医療機器の"行動療法を続けさせる伴走アプリ"(排尿日誌+OABSS+骨盤底筋トレのガイドと記録)で楔を打ち、効果が出なければ提携オンライン泌尿器科で薬剤へ繋ぐ。可視化(排尿日誌・夜間頻尿トレンド=エンジニア)+対象抽出と継続設計(リテンション=トレーダー)+臨床知(医学生=指導はPT/医師に寄せ、自分は伴走UXに徹する)。将来はLeva型のデバイス連携やSaMD化も射程。#27(産後骨盤底)・#79(フレイル/転倒)・#80(LOH)と"中高年のQOLを測って続ける"資産を共有できる。

外観イメージ(実データなし)・元アイデア → ideas.md #82