MOCKUP · 医療ビジネスアイデア #78 · 外観イメージ(ダミーデータ)
#78

摂食障害は「診てくれる専門家」が足りない——多職種チームと家族をオンラインでつなぐバーチャルケア

9:41📶 🔋100%
Tomori
こんにちはHiro さん と ご家族
今日の食事3/4 完了あと夕食
次のチーム面談6/5(金)17:00オンライン
今日のサポート(ケアチーム共有)
今週の食事サポート(完食率)
管理栄養士のプランに沿った完食を、ご家族と記録
86% 完食
先週 72% → +14pt ・ 順調
家族メンターより:食後30分はそばで穏やかに過ごし、体重や見た目の話題は避けて「よく頑張ったね」と声をかけましょう。つらそうなら無理に完食させず、チームへ共有を。
からだの安定(毎日のチェック)
医学的リスクの信号
心拍・起立性・体重・電解質をチームが確認
安定(低リスク)注意要対面・入院
いまは安定(低リスク)。低体重・電解質異常・起立性の悪化が出たら、対面診療や入院へ即切替えます(完全オンラインで抱え込みません)。
しくみ(3ステップ)
1
🏥
専門施設の紹介で
5人チーム結成
2
🍱
自宅で食事支援
と毎日の記録
3
👥
週1でチーム面談
計画を更新
📈 回復は順調(チーム共有ビュー)
体重 ↑回復 食後の不安 ↓
体重は回復方向、食後の不安は低下傾向。医療チームと家族が毎日確認しています。
直近3日の食事(完食)
今日
昨日
一昨日
緑=完食/黄=一部/灰=これから。完食が増え、間食の取りこぼしも減少。記録はチームと家族で共有されます。
完食率の推移(週)
週ごとの完食率
72
78
82
86
3週前2週前先週今週
次回のチーム面談
👥
ケアチーム5人 + ご家族
6/5(金) 17:00 ・ オンライン(医師/心理/栄養/家族・ピアメンター)
参加
つらいとき・困ったときはチームへ →
↑ 仮ブランド「Tomori」。医師・心理・管理栄養士・家族/ピアメンターの
多職種チームと家族をオンラインで束ね、在宅の食事支援と見守りで回復を支える。
摂食障害は専門家が極端に少なく待機も長い。多職種チームと家族をオンラインでつなぎ、食事・バイタル・不安を継続で見守って再発を防ぐ——完成イメージ(ダミーデータ)。
🌍 海外の成功事例
  • Equip Health(米):摂食障害をほぼ完全オンラインで治療する多職種バーチャルクリニック。患者ごとに5人のケアチーム(医師・セラピスト・管理栄養士・家族メンター・ピアメンター)を組み、思春期で有効性が確立した家族ベース治療(FBT)を遠隔で届ける。2025年に4,700万ドルを追加調達、シリーズBで5,800万ドル(Tiger Global、General Catalyst 等)。Within Health・Arise なども続く。
🎯 解決している課題

摂食障害(神経性やせ症・神経性過食症など)は精神疾患で最も死亡率が高い一方、専門治療できる施設・人材が極端に少なく待機が長い。入退院を繰り返し再発も多い。Equipは「専門家へのアクセス」「家族を治療に巻き込む」「外来と外来の谷間の見守り(食事・バイタル・不安)」をオンラインで埋め、再発を減らす。

🇯🇵 日本の空白

国内の摂食障害は推定で数十万人規模なのに、摂食障害治療支援センターは全国で数県のみ、専門医・専門の管理栄養士・心理職がそろう施設はごく一部。多くは一般精神科・心療内科の短時間外来か、身体危機での入院に偏る。多職種×家族×継続モニタリングをオンラインで束ねるサービスは事実上空白。勝ち筋=①専門施設と提携し「在宅の食事支援+家族コーチング+バイタル見守り」の継続ケア層を担う、②思春期はFBT・成人は別設計、③学校・小児科・産婦人科からの紹介導線。

⚖️ 実現性と障壁(重い)
  • 高リスク疾患:低体重・電解質異常・refeeding症候群・自殺リスクがあり、重症は対面・入院が必須。「完全オンラインで完結」は誇張になり、対面施設と組む前提が現実的。
  • 保険:精神科・心療内科の診療報酬にアプリ伴走型の継続ケアを乗せる枠が弱く、当面は自由診療+提携医療機関の組合せになりがち。
  • 体制:医師法・公認心理師など多職種の有資格者が実治療を担う必要があり、ソフトは「束ねる層」。危機時エスカレーションと質の担保が肝。
💡 Hiro向け

作るのは治療そのものではなく「多職種と家族をつなぎ、食事・バイタル・不安を継続で見守る運営レイヤー」。Hospital at Home(#6)やTele-ICU(#8)、がん支持療法(#67)と同じ“束ねるソフト+有資格者が臨床”の型。医学生として精神科・思春期医療の現場感があり、家族を巻き込む設計の機微(体重表示の扱い等)を外さないのが強み。最初の楔=専門施設1つと組み、退院後〜外来の谷間の家族支援から。

外観イメージ(実データなし)・元アイデア → ideas.md #78