運動回復は"反復量(用量)"に強く依存するが、対面リハで手・腕を動かせるのは1回数十回どまりで、神経可塑性を引き出すには桁が足りない。ゲーム化+動作トラッキングなら、自宅でも数百回/日の質の高い反復を飽きずに・測りながら積め、療法士は遠隔で用量と質を見て介入できる。
脳卒中は要介護原因の上位。だが回復期リハ病棟には算定上の日数上限があり、生活期に移ると「リハが自主トレ任せ」になりやすい(維持期リハは手薄)。上肢の高用量反復を定量しながら遠隔療法士が伴走するデジタル神経リハはほぼ無い。訪問・通所リハという"器"はあるが、まだ差し込まれていない。
上肢の動作トラッキング+ゲーム化は、#74で作った両眼分離動画エンジンと同じ"インタラクティブを作れる"強みが効く(スマホ/タブレットのカメラ・IMUで到達運動を取得)。まず治療効果を謳わない「在宅・高用量反復の記録+ゲーム+遠隔療法士ダッシュボード」非医療機器として、回復期/通所/訪問リハに"PT/OTの手が回らない反復練習を肩代わりする道具"として納める。データが貯まればSaMDで治療用へ拡張。可視化(反復回数・可動域・回復曲線)が価値の核。