「自宅採取→検査→オンライン診療→治療」を閉じるモデルが確立し、大型調達も済んでいる。
性感染症の検査は「受診の恥ずかしさ」「平日に病院へ行けない」で先延ばしされ、無症候のまま伝播する。検査の入口を自宅・匿名に開き、陽性者を治療とパートナー通知まで繋ぐことで、流行の連鎖を断つ。
梅毒は2023年に約14,906件、2024年14,663件、2025年も13,530件と1999年以降で最多水準が継続、先天梅毒も過去最多。背景はSNS・マッチングアプリ経由の接触やインバウンド。なのに検査の入口は保健所・病院が中心だ。郵送検査キット(予防会・GME等)は存在するが多くが「検査のみ」で、陽性後の治療・パートナー通知が弱い。匿名・在宅で検査→診療→治療→通知まで閉じる動線が空白で、20代を中心とする若年層に刺さる余地が大きい。
公衆衛生・感染症を学ぶ医学生=検査をためらう若年層の動線と心理を当事者として理解できる。エンジニアとして検査ロジ+オンライン診療予約+結果ダッシュボード+匿名パートナー通知を作れる。最小の楔は「梅毒・主要STIの在宅検査→提携オンライン/対面クリニックへの治療接続」を一つの自治体・大学・繁華街エリアで回すこと。診断・処方は連携医に委ね、自分は非医療機器のオーケストレーション層に立つ。