IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)は寛解と再燃を繰り返す。だが従来は「数か月に一度の外来+内視鏡」で、外来の谷間の再燃を見逃し悪化してから救急・入院・ステロイドに至る。生物学的製剤のアドヒアランス・栄養・メンタルも分断。客観マーカー(便中カルプロテクチン)と症状を継続的に見れば先回りできるのに、その仕組みが無い。
日本のUCは約14〜22万人、クローン病約5〜7万人で増加中。便中カルプロテクチンは保険収載だが「外来採取→外注検査」が前提で、在宅自己採取+スマホ判定は未普及。専門医・施設は偏在し、「再燃の早期把握 → オンライン伴走 → 受診/内視鏡へ連携」を束ねたサービスは事実上空白。指定難病で医療費助成・通院が前提という構造が、逆に「継続モニタリング×専門連携」の余地を生む。
作るのはソフト=症状スコア(partial Mayo/Harvey-Bradshaw)の自動計算・カルプロテクチン×症状の経時ダッシュボード・再燃リスク表示・製剤スケジュール・専門医オンライン連携と内視鏡エスカレーション動線。検査キットは検査会社/OEM。難病="継続通院が前提"の構造はモニタリング基盤の追い風。慢性疾患を「拾って繋ぐ」既存モック群(#49脂肪肝・#35心不全など)と地続きで、自分はソフト+伴走層に立つ。