MOCKUP · 医療ビジネスアイデア #63 · 外観イメージ(ダミーデータ)
#63

炎症性腸疾患は「数か月に一度の外来」では再燃を捉えきれない——在宅カルプロテクチン+症状スコアで再燃を先読みする

9:41📶 🔋100%
Nagomi
潰瘍性大腸炎・寛解中陽菜さん(再燃の予兆あり)
便中カルプロテクチン(在宅)380µg/g要注意・上昇中
症状スコア pMayo2/9まだ軽い
在宅・便中カルプロテクチン(最新)
便中カルプロテクチン(在宅キット)
自宅で採便 → 試薬で抽出 → スマホでキットを撮影して定量
380µg/g
要注意域(250–500)・再燃の予兆
寛解 <250要注意 250–500活動性 >500
症状はまだ軽い(pMayo 2)のに、便中カルプロテクチンが2か月で120 → 380 へ上昇。これは症状が出る前の再燃の予兆かもしれません。専門医への早めの相談をおすすめします(※診断は医師が行います)。
在宅検査のやり方(約3分)
1
🧫
採便して
キットに装着
2
💧
抽出液で
発色させる
3
📷
スマホで
撮影→定量
📷 読み取りガイド
S C T
枠にキットを合わせると、AIが2本のライン(C/T)の濃さから値を定量します。
今日の症状スコア(partial Mayo)
毎日の記録から自動計算 ・ 合計 2 / 9(低いほど寛解)
排便回数(通常との差)+1〜2回1点
血便ときどき少量1点
全般的な調子ほぼ良好0点
便中カルプロテクチンの推移
毎月の在宅測定(µg/g)
95
110
120
380
3月4月5月今回
あなたの治療
💉
アダリムマブ 自己注射(2週ごと)
次回 6/9 ・ 直近の実施 12/12 回(記録から)
記録
専門医への相談
🏥
提携 みなと消化器内科・IBDセンター
最短 6/6(金) オンライン ・ 検査と症状を連携済み
相談予約
IBD専門医にオンラインで相談する →
↑ 仮ブランド「Nagomi」。在宅の便中カルプロテクチンと症状スコアを継続記録し、
症状より先に上がる再燃の予兆を捉えてIBD専門の多職種オンラインケアへ繋ぐ。
IBDは寛解と再燃を繰り返すのに、診るのは数か月に一度。在宅の便中カルプロテクチン+症状スコア症状が出る前に再燃を先読みし、専門の多職種オンラインケアと内視鏡受診へ繋ぐ外観イメージ。
🌍 海外の成功事例
  • Oshi Health(米):全米向けの「バーチャル消化器クリニック」。消化器内科医・管理栄養士・行動療法士・健康コーチがチームで継続オンライン診療。2025年1月にSeries C $60Mを調達(ACG・AGAも出資)。IBD患者で中等症〜重症が59%→20%、症状コントロール44%→90%、満足度36%→98%6か月で1人あたり$10K超のコスト削減成果連動(手数料100%リスク)で実証。英Bühlmann IBDoc等の在宅・スマホ読取カルプロテクチンと組む流れも拡大。
🎯 解決している課題

IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)は寛解と再燃を繰り返す。だが従来は「数か月に一度の外来+内視鏡」で、外来の谷間の再燃を見逃し悪化してから救急・入院・ステロイドに至る。生物学的製剤のアドヒアランス・栄養・メンタルも分断。客観マーカー(便中カルプロテクチン)と症状を継続的に見れば先回りできるのに、その仕組みが無い。

🇯🇵 日本の空白

日本のUCは約14〜22万人、クローン病約5〜7万人で増加中。便中カルプロテクチンは保険収載だが「外来採取→外注検査」が前提で、在宅自己採取+スマホ判定は未普及。専門医・施設は偏在し、「再燃の早期把握 → オンライン伴走 → 受診/内視鏡へ連携」を束ねたサービスは事実上空白。指定難病で医療費助成・通院が前提という構造が、逆に「継続モニタリング×専門連携」の余地を生む。

⚖️ 実現性と障壁(率直に重い)
  • 再燃予測や在宅カルプロ判定はSaMD(薬機法)に触れうる=当面は「記録・受診ナビ」に留め診断は医師。
  • ②カルプロの保険算定は頻度制限在宅自己採取は現状ほぼ自費/検査キットはOEM必須
  • ③米国の成果連動(雇用主リスク負担)は日本の出来高保険に直輸入できず、収益は自費サブスク+クリニック提携が現実解。
  • ④難病のオンライン診療・生物学的製剤の投与には施設要件。⑤再燃予測の前向き検証が要る。
💡 Hiro向け

作るのはソフト=症状スコア(partial Mayo/Harvey-Bradshaw)の自動計算・カルプロテクチン×症状の経時ダッシュボード・再燃リスク表示・製剤スケジュール・専門医オンライン連携と内視鏡エスカレーション動線。検査キットは検査会社/OEM。難病="継続通院が前提"の構造はモニタリング基盤の追い風。慢性疾患を「拾って繋ぐ」既存モック群(#49脂肪肝・#35心不全など)と地続きで、自分はソフト+伴走層に立つ。

外観イメージ(実データなし)・元アイデア → ideas.md #63