レボドパは進行すると効果が数時間で切れる「ウェアリングオフ」や効きすぎのジスキネジアが日内で揺れる。だが評価は月1回の診察の一瞬と不正確な手書き日記頼り。連続記録は運動状態(ON/OFF/ジスキネジア)を時間軸で見える化し、薬の量・回数・タイミングを根拠で最適化する。
国内のPD患者は約29万人で高齢化とともに増加、指定難病(公費負担)で長期通院する慢性疾患。なのに運動変動を連続記録して主治医に渡せる国産サービスは事実上空白で、現場は今も紙の「オン・オフ日記」。地方は神経内科専門医が不足し受診間隔も長い=遠隔モニタリングの必然が揃う。「症状記録=当事者が毎日使う」のが勝ち筋。
医学生(神経内科・運動障害の当事者的理解)×エンジニア(HealthKit/加速度の時系列処理・ダッシュボード)×トレーダー(難病公費とサブスクの経済設計)。可視化が強烈に効くテーマ。最小の楔は運動障害専門外来1つと組み、患者数十人の日内変動を実データで記録→「診察が変わった」を示すこと。次の出口は製薬の治験リクルート/アドヒアランス支援。