心筋梗塞・PCI・心不全・心臓手術後の心リハは死亡・再入院を2〜3割下げるガイドラインClass I推奨。なのに通院型は「週2〜3回×十数週、専門施設まで通う」負担が重く脱落する。在宅・遠隔化で、通えない人・働く人・地方の人をプログラムに乗せ続ける。
日本の外来心リハ実施率はコホートで3〜11%と一桁台。入院心リハは増えたが、退院後の外来移行は通院困難で進まない。榊原記念病院のApple Watch型「TeleRehab」など個別施設・研究の試みはあるが、製品化された全国基盤は無い。診療報酬が「外来通院」前提で遠隔・在宅の恒久評価が未確立なのが最大の壁=逆に、そこを満たす設計の余地が空白。
運動処方・リスク層別の臨床判断は医学生の土俵、ウェアラブル連携・遠隔監視ダッシュボード・進捗管理はエンジニアで作れる。処方と監視は提携施設の医師に委ね、自分は「12週プログラムを脱落させない運用レイヤー」に徹する。最小の楔は1施設と組み、退院〜外来の谷で落ちる患者を在宅で繋ぎ止めること。心拍ゾーン監視・アラート・服薬/活動量の継続が刺さりどころ。