依存症は薬より先に「治療ギャップ」が病。スティグマと「意志の問題」という誤解で受診が遅れ、専門医療に繋がるのは一部だけ。匿名性の高いオンライン+薬物療法+飲酒量データで敷居を下げ、「やめる」前に「減らす」から入れる動線を作る。
推計アルコール依存症は約100万人、なのに専門治療に繋がるのは数%。専門医療機関・専門医は偏在。減酒薬ナルメフェン(セリンクロ、2019承認)は「研修修了医+心理社会的治療の併用」が処方要件で普及せず、減酒外来は一部の施設のみ。スティグマで対面受診のハードルが高く、「測って減らす」オンライン動線はほぼ空白。
飲酒文化のど真ん中にいる医学生=当事者性が効く。AUDIT・飲酒量・肝機能トレンドの可視化とトリアージ実装はエンジニアの強み。まず「減酒したいが受診はしたくない」層へのセルフモニタリング+医師連携の軽量版から始め、減酒外来のオンライン化→保険評価の順に。最小の楔は「測れるアプリ+減酒外来1施設の連携」をパッケージで届けること。