心不全は退院後の再入院が極めて多く、増悪の予兆(体重増・むくみ・息切れ)を見逃すと救急・入院に直結する。外来は数週おきで「家での毎日」が空白。RPMで日々の体重・血圧・症状を拾い、悪化の前に利尿薬や予後改善薬を最適化して入院そのものを防ぐ。
日本は心不全パンデミック(高齢化で患者が急増、2030年代に最多級と予測)。ペースメーカ等CIEDの遠隔モニタリングは保険適用で普及するが、デバイスを持たない大多数の心不全患者への、体重・血圧・症状ベースのRPM+GDMT最適化は空白。退院後対策は外来・心リハ頼みで、家での毎日を継続的に見て介入する主体が居ない。
病院を建てるのではなく、循環器外来に「在宅モニタリング+トリアージの運用層」を載せるB2B2C。退院サマリ/レセプトから再入院ハイリスクを抽出(希少な専門医枠の最適配分=トレーダー)→体重/血圧/症状を毎日収集しアラート→看護師がトリアージ→医師承認でGDMT/利尿薬を調整、までを非医療機器ソフトで回す。最小の楔は一つの病院の心不全再入院を、退院後90日だけ集中的に見て減らすこと。