MOCKUP · 医療ビジネスアイデア #34 · 外観イメージ(ダミーデータ)
#34

自閉症ケアを「バラバラ」から「医療ホーム」へ——ABA中核の統合プラットフォーム

9:41📶 🔋100%
Tsumiki
そうた くん(4歳)のホームプログラム第6週・要求の言葉がもうすぐ習得
習得した目標12今月 +3
今週のプログラム達成78%在宅記録
今週のABAターゲット(在宅記録)
「ジュース」と言葉で要求する(マンド)試行20回中の正答率
85%
名前を呼ばれてアイコンタクト5秒以内に視線を向けた割合
62%
短い時間、順番を待つ促しなしで待てた割合
48%
「ジュースの要求」は習得基準(80%)に到達間近。担当の行動分析士(BCBA)が次の目標を準備中です。
習得の推移(マンド:ジュース要求)
週ごとの正答率
BCBAが設計したプログラムの6週間の進捗(ダミーデータ)
習得基準 80% 85% W1W2W3W4W5W6
右肩上がりで習得基準に接近。同じ記録を医師・ST・OTも閲覧し、家族が説明し直す必要はありません。
あなたの統合ケアチーム(医療ホーム)
🩺
児童精神科医
診断・医療管理
📊
BCBA
ABA設計
🗣️
ST
ことば
OT
感覚・運動
4つの専門職が1つの記録を共有して連携。各施設を渡り歩き、毎回ゼロから説明する負担をなくします。
今週の親トレーニング(宿題)
かんしゃくへの対応:ABCを記録する
5分の動画 + 今週の練習ログ(2/3回 完了)
続ける
次の予定(ワンストップ)
6/3
ABA セッションBCBA監修・在宅訪問
ABA
6/6
言語聴覚療法(ST)オンライン・30分
ST
6/12
児童精神科 診察3か月ごとの医療管理
今週のホームプログラムを記録する →
↑ 仮ブランド「Tsumiki(つみき)」。診断後にバラバラになりがちな医療・
ABA・療育を1つにまとめ、家族の“司令塔”負担を減らす統合ケアアプリ。
自閉症ケアは「診断(病院)」「療育(別施設)」「行動療法(また別)」と分断され、家族が司令塔役を背負う。診断後の動線をABAを中核とした“医療ホーム”に束ね、希少な専門職のキャパを最適配分する外観イメージ。
🌍 海外の成功事例
  • Cortica(米):自閉症・神経発達症の子に、神経内科医+行動分析士(BCBA)+ST+OTを1つの「医療ホーム」へ統合した whole-child ケア。Series D $115M + 戦略ラウンド $80M(JPMorgan の Morgan Health、Autism Impact Fund 等が出資)、8州展開、バリューベース契約で拡大。
  • 陰も正直に:米国の自閉症療法はPEロールアップが過熱し、Medicaid の ABA 報酬カットで利益率に逆風(=無条件の成功ではない)。
🎯 解決している課題

自閉症ケアは診断・療育・行動療法が縦割りで、家族が各所を渡り歩き、毎回ゼロから状況を説明する。Cortica は診断・医療管理・ABA・ST/OTを1拠点に束ね、断片化と待機を減らし、アウトカムで支払いを受ける。

🇯🇵 日本の空白

日本にも統合型の発達クリニック(よこはま発達グループ、大学の発達診療部 等)は在るが、断片的・地域限定。ABA自体が薄く(多くが自費/療育の質ばらつき)、児童精神科医は絶対数不足+都市偏在。何より医療(保険)と福祉(療育=児童発達支援/放デイ)が制度・財源で分断され、両者を束ねる主体が居ない=ABA中核のテック統合プラットフォームは不在。

⚖️ 実現性と障壁(重い)
  • 正直、難度は高い。① 米国の原動力=ABAの保険義務化+バリューベース契約が日本に無い(出来高制でABAに値段が付きづらい)=中核の収益エンジンが移植できない。
  • ② 児童精神科医・BCBAの絶対数不足 ③ 医療と障害福祉の縦割り(指定基準・報酬体系が別物)④ 既存の発達クリニックが地域インカンベント ⑤ ABAの質保証・人材育成。
💡 Hiro向け

クリニックを建てる・財源の壁に正面から挑むのは悪手。医療↔療育↔ABAの分断を橋渡しする「マッチング+親コーチング」の非医療機器ソフト層に立つ。希少な児童精神科/BCBA/ST/OTのキャパを家族へ最適配分し(トレーダー=希少資源の配分)、ABAの親コーチングをデジタルで標準化・自費D2Cで入る(保険の壁を迂回)。最小の楔は「診断後、どこで何を受ければいいか」のナビ+自費の親トレーニング→供給(事業所)を束ねること。#10が“発達障害のスクリーニングAI(診断)”なら、#34は“自閉症ケアのデリバリー(治療・統合)”——診断と治療で別事業。

外観イメージ(実データなし)・元アイデア → ideas.md #34