血液検査の最大の障壁は「検査そのもの」でなく「採血のために行く手間」。Getlabsは採血を患者のいる場所へ届け、来院ゼロで予防・モニタリング・治験の採血を成立させ、未受診(missed screening)を潰す。
日本は採血が安く・どこでもできる(保険来院)反面、自費の予防検査・在宅医療・治験(DCT)・多忙な現役層に向けた"オンデマンド出張採血の産業基盤"がほぼ皆無。訪問看護が在宅患者の採血を個別にやるだけで、誰でも・どこでも呼べる採血ネットワークは無い。折しも2024年のタスクシフトで臨床検査技師の採血・検体採取の業務範囲が拡大し、担い手を増やす追い風が吹いた。#3の予防検査D2Cが日本で伸びるほど、この"採血の入口"が律速になる。
自分は採血しない。入口は配車+マッチングのソフト層:採血需要(自費検査・在宅・治験・健診)↔看護師/臨床検査技師の空き時間を需給最適化し、ルート・スケジュール・検体物流をMLで最適化(トレーダー=配分問題そのもの)。最小の楔はDCT(治験)の在宅検体採取——単価が高く・指示医が治験で明確・件数が読める領域から始め、次に自費予防検査(#3型)・在宅医療へ拡張。検査会社/CROとAPI連携し"採血のAPI化"を狙う。