足潰瘍→壊疽→下肢切断はQOLも生命予後も激しく毀損し(切断後5年生存は多くのがんより悪い)、医療費も巨大。だが潰瘍は温度変化で「できる前」に予測できる。在宅の連続モニタリングで“止める”を仕組み化する。
日本は糖尿病約1,000万人。足を守る重要性は糖尿病診療GL2024でも強調されるが、現場は年1回の外来フットチェック+自己観察頼みで在宅の連続温度モニタリングはほぼ皆無。しかも“足病医”という職種が日本に存在せず、形成外科/血管外科/皮膚科/糖尿病看護に分散。在宅予防を産業化したプレイヤーが不在。
デバイスは作らない(温度マット/スマホサーマルをOEM)。入口は異常検知+トリアージ層:在宅の足底温度を毎日取得→左右差/炎症をMLで検知→糖尿病看護認定看護師・フットケア外来・形成/血管外科へ重症度マッチング。最小の楔は透析予防/重症化予防プログラムを持つ医療機関・健保・自治体と組み、最高リスク層に絞ってPoC。希少な専門資源を“切断を最も防げる患者”へ最適配分=トレーダー感覚。#17が“できた創傷を計測”なら、#21は“創傷ができる前に止める”予防の別レイヤー。