補聴器は高価・専門店流通・調整が面倒で、必要な人の多くが買わない/使い続けない。audibeneはオンライン集客+自宅試聴+遠隔フィッティングで来店と心理の障壁を下げ、装用率を底上げした。
日本は難聴人口約1,200万人に対し補聴器使用率わずか約14%(欧米は30〜40%超)、市場約1,200億円・年71万台。高価(¥15〜50万・原則自費)・専門店依存・「集音器」との混同が普及を阻む。家電参入やD2C・AI調整の波は来ているが、“オンライン聴力検査→遠隔フィッティング→アプリ微調整”を医療グレードで束ねたオンラインファーストの勝者がまだ不在。難聴は認知症の最大の“修正可能”リスク因子(Lancet)で、医療フックも揃う。
デバイスは作らない(管理医療機器をOEM/輸入)。入口はソフト+マッチング層:ブラウザ純音聴力スクリーニング→適合判定→認定補聴器技能者の遠隔/出張調整へ需給マッチング→アプリで遠隔微調整と装用効果を計測。最小の楔は「無料Web聴力チェック+30日試聴+遠隔調整」で来店障壁を壊すこと。希少な技能者の稼働とOEM在庫・価格を最適配分(トレーダー感覚)。