MOCKUP · 医療ビジネスアイデア #19 · 外観イメージ(ダミーデータ)
#19

地方の夜に専門医がいない——「遠隔専門医オンコール」の産業化

🔒tachiai.care/oncall/dispatch
当直オペレーション ・ 夜間オンコール・ディスパッチ
2026/6/1 22:14 ・ 当直時間帯
🟢 待機中の専門医
34
8診療科・オンライン中
⚠ 進行中の急性期コンサル
5
脳卒中2・精神2・循環器1
⏱ 平均応答時間
4.2
▼ 38% 短縮(導入前比)
🚑 患者転送回避(今月推定)
47
▲ +12 前月比
オンコール要請キュー
提携病院の当直医からの急性期コンサル要請を、緊急度順に表示
受信病院(仮名)・診療科主訴緊急度状態
22:14さくら市民病院
脳神経
右片麻痺・発症45分
rt-PA判断
最緊急接続 1:20
22:09みどり総合病院
精神科
せん妄・自傷リスク緊急割当済
21:58港町中央病院
循環器
胸痛・ST変化疑い緊急接続中
21:40北浜病院
神経内科
けいれん重積後要対応完了
21:22東村診療所
精神科
自殺企図後の
身体合併症
要対応完了
🧭
自動ディスパッチ:各診療科の待機医を「空き状況・現在負荷・資格/実績・病院との連携履歴」でスコア化し、最適な1名へ即時オファー。無応答は次点へ自動エスカレーション。
選択中:さくら市民病院
脳卒中コンサル ・ D to P with D(当直医+遠隔専門医)
脳卒中コード最緊急 / 時間が命
67歳 男性右片麻痺構音障害発症 45分NIHSS 8
専門医マッチング(脳神経・待機6名 → スコア順)
脳神経 A 医師待機中 ・ 負荷 低 ・ 血栓回収実績◎割当
脳神経 B 医師待機中 ・ 負荷 中91
脳神経 C 医師対応中 ・ 別件コンサル
脳神経 D 医師待機中 ・ 遠方/連携初回84
対応タイムライン
22:14要請受信(当直医が患者側で対応)
22:15A医師を自動マッチ・ビデオ接続
22:17頭部CT・NIHSS を画面共有
22:19判断:rt-PA適応/血栓回収は近隣センター調整中
~90分
患者転送して
専門医評価まで
~6分
遠隔オンコール
接続〜判断開始
成果(病院・地域向け推定)
転送回避と door-to-needle 短縮が、病院収益と患者予後の両方に効く
47
患者転送の回避
(今月・推定)
−22
脳卒中 door-to-needle
中央値の短縮
28施設
提携病院
(多診療科を1契約で)
サブスク+従量
病院サブスク+
コンサル従量課金
需給最適化が核:散在する専門医の空き時間を、病院の急性期需要へ薄く広く配分する。コンサル単体の診療報酬は薄いため、病院サブスク+従量+転送回避の病院便益で成立させる。まず最も運用の軽い遠隔精神科コンサルから一点突破し、政策の追い風がある遠隔脳卒中へ拡張。
🔒
本サービスは“D to P with D”型の遠隔診療支援です。診断・処方・治療の最終判断と患者への責任は患者側の主治医(当直医)が負い、専門医は遠隔で助言します。医師法・オンライン診療の指針に沿って責任分界と診療記録を明確化し、搬送要否も主治医が判断します。
↑ 仮ブランド「Tachiai」。地方・夜間に専門医を遠隔で“招集”し、脳卒中・精神・循環器の
急性期コンサルを多診療科で束ねる、当直オペレーション向けディスパッチ・コンソール。
中小・地方の病院は脳卒中や精神科救急に24時間の専門医を置けず、転送するしかない。散在する専門医の空き時間を急性期需要へ需給最適化し、転送を減らす“随時招集”型のオンコール網の外観イメージ。
🌍 海外の成功事例
  • Access TeleCare(旧SOC Telemed・米):脳神経・精神科・集中治療・循環器・感染症・呼吸器など、急性期の専門医コンサルを病院へ遠隔提供する全米最大の急性期テレメディシン企業。全米の約20%の病院・15,000郵便番号(人口の65%)をカバー。導入病院で神経科収益+300%、患者転送−60%、行動健康ROI 281%などの実績。“専門医を一人雇えない病院に、専門医を遠隔で薄く配る”モデル。
🎯 解決している課題

中小・地方の病院は脳卒中や精神科救急に24時間専門医を置けず、患者を転送するしかない。転送は時間を失い(脳卒中は分が命)、病院は収益も失う。Access TeleCareは専門医を遠隔オンコールで束ね、その場の判断を支え、転送を減らす。

🇯🇵 日本の空白

日本は医師偏在が深刻で、地方・夜間の専門医不在は構造問題。遠隔画像診断(放射線)は普及したが、脳卒中・精神・神経などの“急性期の遠隔専門医コンサルを多診療科で束ねた事業者/プラットフォーム層”はほぼ無い。一次脳卒中センターは24時間専門医必須なのに足りない。折しも遠隔脳卒中(遠隔rt-PA/血栓回収判断)の運用指針が2026年に全面改訂中——制度の窓が今開く。

⚖️ 実現性と障壁(重い)
  • 追い風:医師偏在対策・働き方改革(限られた専門医を遠隔で薄く広く)、一次脳卒中センター要件、2026年の遠隔診療指針改訂、転送回避は病院収益にもプラス。
  • 障壁:①最大の壁は専門医の確保——元々どこも足りない希少資源をどう集め報いるか ②医師法・オンライン診療指針(“D to P with D”=患者側に主治医を置き専門医が遠隔支援、の型なら可)③遠隔助言の医療責任分界 ④24/7オペと病院IT連携 ⑤コンサル自体の診療報酬は薄い。
💡 Hiro向け

彼の核はマッチング:散在する専門医の空き時間を、病院の当直・救急の需要へ需給最適化(トレーダーそのもの)。入口は最も運用が軽い遠隔精神科コンサル(総合病院のせん妄・自殺企図後・身体合併症のある精神疾患=精神科医不在で現場が困る領域)を一点突破にPoC、次に遠隔神経・脳卒中(政策の追い風)へ拡張。“D to P with D”で医師法を満たし、自分は繋ぐソフト+オンコール網の設計に徹する。医学(トリアージ/専門判断)×需給マッチングのML×希少資源の配分。

外観イメージ(実データなし)・元アイデア → ideas.md #19