食事が治療の柱の慢性疾患で、患者は何を食べるかを自力に丸投げされ悪化し、最後は高額な薬・透析・入院に至る。栄養指導と“食料そのもの”を医療として処方・給付し、上流の食で下流の医療費を断つ。
日本は治療食の宅配商品は豊富(腎臓病食・糖尿病食を全国宅配する各社)。だが全てB2Cの自費通販。「医師が処方し、保険者/自治体が医療費削減の成果に応じて払う value-based food-as-medicine」は不在。配食は患者の自助に丸投げで医療システムと繋がっていない=商品はあるが“仕組み”が空いている。
食品・物流を自前で持つ必要はない。入口は“繋ぐソフト層”:①医師/管理栄養士が検査値・病態から最適な治療食を選び、既存の宅配各社へ“処方”として流すマッチング+アドヒアランス追跡SaaS ②食事ログと検査値の変化を可視化し、保険者/自治体に「配食で医療費がどれだけ下がったか」を示すダッシュボード。まず健保/自治体の重症化予防予算で PoC、次に成果連動へ。“食”という資源の最適配分=トレーダー感覚。#7腎臓・#12がんが“医療介入”の value-based なら、#13は“食事”という非医療のレバーで上流を断つ。